【体験談】転職について

体験談

みなさんは転職をしたいと考えたことはありますか?

私は過去2度の転職経験がありますが、転職をしたいと思ったことは最初の転職の時だけでした。

正直、客観的に見て私の転職はそれなりに成功体験と言えるような企業に転職をできたと思います。

それは、資本金が4桁億円の企業に転職したり、Forbes のテック分野でトップ10に入る企業に転職できたからです。

なぜ私がこのような企業に転職できたのか、振り返ってみたいと思います。

新卒入社の企業にて

私は新卒で大手の精密機械系のメーカーの資産管理製品を Java で実装していました。

こちらの企業では、約9年弱勤めさせていただきましたが、大きく2つの製品に参画させていただきました。

そのうちの1製品については、書いたコードは3万行を超えていました。これは製品に携わった人の中で最大のコーディング量でした。

最初数年は典型的なダメダメ社員で、コーディングも思うようにできずにとても苦労したことを覚えています。

上記の3万行書いた製品については、プロジェクト初期からリリース、カスタマイズなど、色々な経験をさせていただきました。

逆に、色々な経験を上流から下流まですべて携われたこともあり、自身がこの会社で学べることを1巡したという感触がありました。

逆に、これらの仕事だけをしていては視野が狭まってしまうという不安と、お金に関わる仕事をしていないため、マネージメントの経験ができなくなってしまうのではないか、という考えから、転職を検討するようになりました。

初めての転職への準備

転職活動を始めるに当たり、まずは自身のキャリアの棚卸しをしました。

棚卸しをする際、私はリクルートエージェントや DODA といった転職エージェントのサイトにキャリアを登録するところから始めました。

キャリアを登録すると、自身にマッチしそうな企業を担当者の方が探してきて紹介をしてくれます。

実際に面談をさせていただいた担当の方からは、良い条件の就職先をご紹介いただきました。

ただ、その時はまだ転職したいな、という程度の考えだったため、転職への意気込みが曖昧な形であり、転職しようという決断にまでは至りませんでした。

結局、転職を考えていたものの、新卒入社の企業で全く別のプロジェクトに参画することが決まったため、このときの転職活動は見送りとなりました。

本格的な転職活動

本格的な転職活動を開始したのは、新規参画したプロジェクトが終盤に差し掛かった頃でした。

最初の転職活動から約1年半程度経過した時のことです。

やはり、先述した通り、自身のキャリアを考えるとプロジェクト管理や金銭面での折衝という経験をしたいという思いが強くなり、ここで本格的に転職活動を開始しました。

このタイミングで、まず初めに実施したことは、転職サイトでの自身のキャリアのアップデートでした。

あまり知られていないかもですが、恵比寿駅にトラの広告がある、コトラ なども転職サイトとしてありますので、是非チェックしてみてください。

キャリアをアップデートすると、アップデートされたことが担当者の方に通知されるような仕組みがあると思うのですが、また企業とのマッチングをしてくれました。

ただ、今回は実際に担当者の方との面談まではしていませんでしたが、マッチングいただいた企業の中で、PM 職(プロジェクトマネジメント)の募集をしている企業がありましたので、そちらに自身でチャレンジすることにしました。

1度目の転職

実際に転職希望を直接企業の人事部の方へ問い合わせをして、適性検査と能力検査を受けました。

こちらは問題なく通過しました。

ここに関しては後ほどまとめようと思いますが、能力検査はどのようなテストかを事前にチェックし、8割以上得点できるよう勉強をしました

そして、2回の面接があり、1度目は現場担当者の方、2度目は1度目の担当者のマネージャーと人事の方がいらっしゃいました。

質問については、ありふれた質問かと思いますが、志望動機、過去の実績、今後のキャリアについて、といったことを中心に面接をしていただきました。

この当たりについてはしっかりと対策をしていたので受かった感触があり、内定を頂くことができました。

面接の対策については、下記の記事が参考になりますので参考にしてみてください。

2度目の転職

2度目の転職は思いがけないところから話が進みます。

ある平日のお昼休み。プライベートの携帯が鳴ります。

「A 社の人事の B と申します。C さん(私の友人)からのご紹介でご連絡させていただきました。」

以前から C さんからは転職する気ないの?ということを聞かれていましたが、まさか急に C さんが働いている会社の人事の方から連絡が来るとは思ってもみませんでした。

この電話でマネージャーとのカジュアルな面談が設けられ、実際に面接するかどうかを確認されました。

正直、A 社に受からなくても失うものは何もなく、キャリアの棚卸しをするのにもよいきっかけだと思い、カジュアル面談をすることにしました。

後から思いましたが、失うものがないという気持ちは、面接の時に余裕がある人間に見えると思います。

これは仕事をお任せする側からしたら、信頼できる人間というように見えると思いますので、失うものがあったとしても、堂々と話せるような面接ができるよう、面接の準備をすることが重要です。

結果だけ記載すると、こちらの企業にも内定を頂き、働くことを決めました。

余談ですが、最終面接は英語面接でした。

英語に関しては、以下の記事を参考に勉強してみてください。

年収について

2回の転職を通じて、年収は400万以上アップしています。(残業代は抜いています)

580万 → 800万 → 1000万

これを見ていただくとわかる通り、年収アップは転職の醍醐味の1つと言ってもよいでしょう。

ただ、こちらの年収をいただくことにプレッシャーを感じる人もいるかと思いますが、雇用側が希望年収を質問すると、雇用側の企業の最低年収に到達していないことがあるようですので、実際のところは年収アップのプレッシャーなどは感じなくてもよいと思っています。

年収の乖離があるのは自身の働きに対して低いお給料で働いていた、と割り切った方がよいです。

ただし、下記のサイトにもありますように、ある程度の年収を得ると幸福感は上がらなるということですが、正直、私も現状はこちらの意見にアグリーです。

それはなぜでしょうか。これは私の個人的な話になりますが、物欲があまりないせいか、高級なものや嗜好品といった類のものを欲しないため、出ていくお金よりも入るお金が多く、健康に生活できることが一番と考えているからです。

つまり、低い年収で残業代もつかないといった、いわゆるブラック企業とはさっさとおさらばするべきです。

転職についての所感

転職とは何でしょうか。

年収を上げるためのアクション?

よりよい労働環境を得るための方法の1つ?

どちらの側面もあると思いますが、私は労働市場の清浄化の一助を担う行動だと考えています。

簡単に言うと、ブラック企業やブラック人材を淘汰するために必要な循環に影響を与える行動ということです。

なぜ不満がある会社で不満のある人と働くのでしょうか。

もっと自分に正直になった方が自分のためでもあり、会社のためでもあり、日本のためでもあると考えています。

みなさんも、もし自分のために、会社のため、日本のために何かをしたいと考えることがあれば、転職という手段は1つの行動として認識しておくとよいかと思いますので、是非検討をしてみてください。

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