民泊では防犯上の理由で監視カメラを設置されるホストの方もいらっしゃるかと思います。
しかし、2024年3月時点ですがアメリカで屋内に防犯カメラを設置した場合にプライバシーの侵害を理由に裁判が行われ、その結果、ホスト側(カメラ設置者)が敗訴し、Airbnb では屋内に防犯カメラを設置することができないポリシーが新設されました。
Airbnb からのメール
上記を受けて、Airbnb から下記のメールを受信しました。
ご利用のアカウントで、1件以上のリスティングに、防犯・監視カメラまたは録音・録音機器を設置されているとの記載があります。新しいポリシーに準拠していただくため、設置なさっている屋内カメラの取り外し、屋外カメラの設置場所の開示、騒音モニターを設置している旨の開示をお願いいたします。
登録時に防犯カメラを有りにし、すべて屋外に設置してあることを記載済みであるが、上記のメールが来ておりますため、おそらくリスティングをされているホストの方全員に対してAirbnb が送っているものと思われます。
Ring という選択
Airbnb で防犯カメラを屋内に設置することができなくなったため、日本でも屋内に防犯カメラを設置することができなくなるポリシーができてしまいました。
私の場合は屋内に設置はしていないものの、下記の Ring というドアベル(インターホン)を設置しています。
こちらのすごいところは、人物を検知してから、検知時の前後数秒間の動画を録画してくれることです。
また、インターホンの役目もしていますので、ボタンが押されたら連携している携帯に通知が来る仕組みになっています。
先日、運営している民泊の部屋に宿泊いただいた女性ゲストから、部屋の近くで不審者にまとわりつかれたとの報告を受け、こちらのRing で録画された動画をゲストにご確認いただき、安心していただくことができました。
ポリシー変更について
今後もこのようなポリシー変更があることが予想されますので、常に最新の製品、機能、設備の情報を取得していく必要がありそうです。
ホストの皆様も自身の部屋を守るためにも、是非上記のような製品を活用されてみていただければと思います。